悪夢の交響曲

DEL_15_ベートーヴェン交響曲第9番 - コピー.jpg

私は毎晩のように悪夢を見ます。昨晩も短編(?)の悪夢を沢山見ました。

悪夢を見るたびに目を覚まし、再び眠りにつき悪夢を見るの繰り返しで朝を迎えました。大半の夢の内容は朝になると忘れてしまっていて、単に悪夢を見たという記憶だけが残っていました。

しかし、二つだけ朝になっても鮮明に憶えている夢がありました。

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その悪夢の一つは・・・

ふと気がつくと、私はホールのステージに立っています。そして私の目の前にはオーケストラが。。。

後ろを振り向くと観客がホールの席をほぼ埋め尽くしています。ホールの容積は中規模と言った感じです。

ステージの袖にスタッフが居て、私はスタッフに向かって「私は指揮者じゃないので、指揮はできない」と伝えるのですが、スタッフは「そんなことは解ってる!、観客が待っている、指揮をしろ!」と言い、私に指揮棒を渡しました。指揮棒は長さが1m近くある、異様に長いものでした。無論(?)、私はこれから指揮をする曲が何であるかを知りません。

私は仕方なく指揮台に向かったのですが、指揮台は魚市場で見られるような冷凍の魚を入れる発泡スチロールの箱を逆さにしたものでした。

改めて、オーケストラに目を向けるとソリストは居ないので、演奏する曲は協奏曲ではないと思いました。譜面台の上の楽譜に目をやると BeethovenとSymphonyの文字を読み取ることができたのですが、番号が記されていません。せめて、番号だけでも解ればと夢の中の私は思いました・・・

私は意を決して不安定な指揮台に上がりました。そして、オーケストラのメンバの眼を見渡して呼吸を合わせ、両手を振り上げた私の指揮で管弦楽の演奏が始まりました。

私にはベートーヴェンの交響曲第何番の演奏が始まるのかが最大の関心事だったのですが、演奏された曲は聴いたこともない知らない曲で、ベートーヴェンの交響曲ではなかったです。

知らない曲ではどうしようもない、指揮台の上の私はとても困惑しました。

さらに、異様に長い指揮棒は振るたびに鞭のように撓って譜面台を打ち付けて、気が散ってオーケストラに目を向けるどころではありません・・・

この最悪の状況をどうやって脱するかと焦っているところで目が覚めました。

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私は様々なジャンルの音楽を聴きますが、Classical Musicの交響曲(Classical Symphony)も大好きです。しかし、ベートーヴェンの交響曲は第7番以外は好きではありません。特に第9番は積極的に嫌いなのですが、何故か5年に一度くらい無性に聴きたくなることがあります。

昨夜、就寝前に「久しぶりに、第9を聴きたくなったなぁ・・・」と思ったことが、このような奇妙な夢を私に見させたのかも知れません。

因みに、朝になって憶えていたもう一つの悪夢は、さいたまの自宅マンションの最寄駅からマンションまでの道が湿地帯になっていて歩くことができず、駅からマンションに辿り着くことができない夢でした。。。


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ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱」

ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱」

  • アーティスト: カラヤン(ヘルベルト・フォン),ベートーヴェン,ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
  • 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック クラシック
  • 発売日: 2011/09/07
  • メディア: CD



ベートーヴェン:交響曲第7番 (Beethoven: Symphony No.7)

ベートーヴェン:交響曲第7番 (Beethoven: Symphony No.7)

  • アーティスト: ベートーヴェン,カルロス・クライバー,バイエルン国立管弦楽団
  • 出版社/メーカー: Orfeo d'or
  • 発売日: 2005/12/16
  • メディア: CD

この記事へのコメント

  • Boss365

    こんばんは。
    奇妙な夢?詳細に覚えているのが凄いです。
    「様々なジャンルの音楽・・・」クラッシック、小生一番苦手な分野。
    昔、クラッシックのコンサートよく行きましたが・・・
    30分はレム睡眠状態?
    気持ちが良くなり過ぎる傾向あるみたいです。

    PS.クラプトンのコンサートに行けるの羨ましいです!!
    リンゴまで・・・最高ですね。
    60年代〜70年代・80年代も「良い音楽」ありました。
    現状、ロックのアーティストが元気ない?
    ロックのジャンルがなくなった感じです!?(=^・ェ・^=)
    2019年02月25日 22:49
  • 芝浦鉄親父

    Boss365さま、おはようございます。
    中学生の時に The Beatles を聴き始めて、Rock/Pops、Jazz/Fusion、Classical Music、更にBossa Nova、Flamenco、Easy Listening、New Age Musicなどなど、日本の歌以外の様々な音楽を聴いてきました。
    しかし、還暦を過ぎてからは10代の頃の初心に戻って(?)、Rockの魅力に再びとりつかれています。
    2019年02月26日 08:45
  • kontenten

    折角なので、今年は第九を歌ってみませんか(^_-)
    楽譜とかCDには『合唱』とか『合唱付き』って記してありますが
    あれは、合唱だなんて上品なモノではありません^^;Aアセアセ
    お近くに市民合唱団を募っていると思いますが・・・是非
    合唱とは言えない音楽を是非歌ってみて下さい(^o^)
    2019年02月28日 21:15
  • 芝浦鉄親父

    kontentenさま、おはようございます。
    第九を歌う。。。夢にも考えたことはありませんでした。歌うには練習を重ねなくてはなりませんし、ハードルは高いですね。
    そもそも、好きな楽曲ではないですし・・・
    久しぶりに第九を聴きたくなったのですが、すぐに聴く気が失せてしまいました。次に聴きたくなるのは5年後かも?
    2019年03月01日 08:29
  • okko

    クラシック、大好きです。
    ロマン派がやっぱり好き。ご贔屓はブラームスです。
    2019年03月06日 16:41
  • 芝浦鉄親父

    okkosさま、こんばんは。
    私Classical Musicに関心を持って最初に購入したCDのなかの1枚が、バーンスタイン/ウィーンフィル/ブラームス交響曲第1番でした。
    ブラームスの交響曲、特に、第1番と第4番、私がClassical Musicに惹かれる原点かもしれません。
    2019年03月07日 00:35
  • coco030705

    こんばんは。
    クラシックはあかるくないのですが、ベートーベンの月光の曲は好きです。ショパンも割に好きですね。
    その他、ジャズはクリフォード・ブラウンや、セロニアス・モンク、ビル・エヴァンスなど。オペラはマリア・カラス、ロックはもちろん、QUEENです!(^^♪ ところで、ボヘミアン・ラプソディの4回目、行かれましたか?私もアカデミー賞を取ったので3回目に行こうかなと思っています。
    2019年03月07日 21:28
  • 芝浦鉄親父

    coco030705さま、こんばんは。
    ベートーヴェンのピアノ・ソナタ第14番「月光」、私も大好きです。エミール・ギレリスの独グラモフォン盤が私の愛聴盤です。

    私の今までの人生で最もたくさん聴いた音楽のジャンルはJazz/Fusionです。ビル・エヴァンス、スコット・ラファロ、ポール・モチアンの黄金のトリオによるリバーサイド4部作、素晴らしいですね。以前、私のJazz/Fusionの愛聴盤についての記事を書いています。良かったら読んでみてください(↓)。
    https://shibatetsu.blog.so-net.ne.jp/2016-02-27-1

    そして、映画「ボヘミアン・ラプソディ」、4回目どころか、6回観ました。3回目までは通常上映だったのですが、4回目はDOLBY.ATMOS、5回目6回目はIMAXで鑑賞しました。ライヴエイドの迫力と臨場感は格別でした。映画とサウンドトラックCDについて再び記事を書こうと考えているのですが、思い入れが強すぎてなかなか書けません。それに、7回目を観るかもしれませんし・・・
    2019年03月07日 23:03
  • coco030705

    こんばんは。
    ジャズ、いいですね~!記事読ませていただきました。そういえば、コルトレーンやキース・ジャレットも好きだったことを思い出しました。
    「ボヘミアン・ラプソディ」6回目行かれましたか!私はこの映画を観た昨年12月からのファンなので(それまでは、知らなかったので)脱帽です! やはり3回目(今までの他の映画ではないことです)行こうかしら。Queenの新記事を書くかもしれません。もし書いたら、アップしますね。
    2019年03月08日 22:14
  • 芝浦鉄親父

    coco030705さま、こんばんは。
    記事をお読みいただき、ありがとうございます。「私を構成する9枚」は全てJazz/Fusionが命だった、20代の時に出会ったアルバムです。今思えば、とても若かった(?)です。。。
    「ボヘミアン・ラプソディ」、6回目を観たのは2月23日でした。観るたびに涙が流れ、ライヴエイドのシーンでは鳥肌が立ちます。素晴らしい映画です。
    ぜひ、3回目をご覧になられたら、Queenへの思いを記事に書いてください。
    2019年03月11日 19:47
  • 芝浦鉄親父

    アヨアン・イゴカーさま、こんにちは。
    音楽を聴くのが好で、音楽にまつわる夢を見ることがたまにあるのですが、クラシック音楽に関わる夢を見たのは初めてのように思います。
    10年以上前のことですが、ジョン・レノンと円卓を囲んで中国料理を食べている夢を見たことがあります。夢の中の私は、とても緊張していました。。。
    2019年03月29日 14:58