早速、聴いてみました

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予約していた、新垣隆さん作曲の新作交響曲「連祷 -Litany」のCDが本日、配送されたので早速聴いてみました。

以前、このブログに記したように、久しぶりに佐村河内守氏の交響曲「HIROSHIMA」のCDを聴き直したことが、このCDを予約した動機となりました。(↓)
http://shibatetsu.blog.so-net.ne.jp/2016-10-19

CDには交響曲「連祷 -Litany」、ピアノ協奏曲「新生」、「流るる翠碧」の3曲が収録されています。

私のClassical Musicに対する造詣は決して深くないので、以下に記すことは、あくまでも一人の音楽ファンの率直な感想としてお読みください。。。

交響曲「連祷 -Litany」を聴いてみた印象は、「ずいぶんと散漫な印象の音楽だなぁ」、「いい意味でも、悪い意味でも、現代音楽らしいなぁ」、さらに「あらゆる音楽や音を知らないと、この曲は書けないのでは?」でした。そして「策士、策に溺れる」という言葉も脳裏を過ぎりました。

また、池辺晋一郎さんのライナーノーツにもありましたが、シベリウスの交響曲、管弦楽曲と重なる部分も見え隠れしました。

佐村河内守 交響曲第1番「HIROSHIMA」のほうが、つくり込み過ぎていない、しっかりと地に足のついた楽曲という印象で、私が繰り返し聴いてみたいと思わせるCDは「連祷 -Litany」より「HIROSHIMA」の方だと思いました。

・・・とは言うものの、交響曲「連祷 -Litany」ほか、このCDに収められた楽曲の作曲は、並大抵の作曲家ではできないのでは?、と思ってしまったのも、また事実です。

この交響曲「連祷 -Litany」のCDが音楽ファン、そして音楽を評論する立場の人たちに、どのように評価されるのか、新垣隆さんが世に注目されるようになった経緯を鑑み、とても興味深いものがあります。

私にとって、新たな音楽、新たな作曲家との出会いのきっかけとなったゴーストライター騒動には、感謝しなくてはならないのかも知れません。


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新垣 隆:交響曲 《連祷》 -Litany-

新垣 隆:交響曲 《連祷》 -Litany-

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Universal Music =music=
  • 発売日: 2016/11/16
  • メディア: CD

この記事へのコメント

  • akanenosora

    おはようございます。
    私も小倉さんのお話伺いましたが今ではCDも買わなくなりましたが
    1度聴いて見たいピアノ曲です。
    2016年11月18日 06:15
  • 芝浦鉄親父

    akanenosoraさま、こんにちは。
    ピアノ協奏曲「新生」、風変わりな印象の曲でした。端的に表現できないのですが、私の抱いているピアノ協奏曲に対するイメージとは、違っていました。是非、聴いてみて下さい。。。
    2016年11月18日 12:53

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